2025年2月14日より発売いたします。
体験版も同日からのご提供となりますので、ぜひご利用ください。

「シーオーリポーツ 帳票クリエータ Ver.5 for Java」は、Javaプラットフォーム向けの帳票ツールです。
帳票の設計・開発から閲覧・印刷までトータルでサポートします。

前バージョン「シーオーリポーツ 帳票クリエータ Ver.4 for Java」についてはこちらをご覧ください。

概要

設計・開発

設計・開発
設計・開発(クリックして拡大)

帳票レイアウトを設計するための「フォームエディタ」と、RDBやCSVなどのデータソースと帳票レイアウトのマッピングを行なう「マッピングツール」の2つのGUIツールにより、効率よく帳票アプリケーションが開発できます。
開発後のメンテナンスコストも大幅に減らすことができます。

運用

帳票出力エンジンは「rdcコマンド(Java実行モジュール)」、「WEB API(webサービス)」、 Javaクラスライブラリ をご用意しております。
バッチ処理からWebアプリまで柔軟なシステム構築が可能です。

閲覧

「シーオーリポーツドキュメントファイル(独自形式帳票ファイル)」専用の閲覧・印刷アプリとして「ビュアー」を、組み込み用として「ビューコントロール」をご用意しております。
iOSやAndroid用のビュアーは無償でダウンロードしてお使いいただけます。

新機能

フォントのフォールバック機能

フォントを複数指定することで、見つからなかったグリフを後続のフォントから検索するようになりました。
本機能は、PDF・TIFF出力で使用可能です。

フォントの置換機能

実行時に特定のフォントを別のフォントに置換します。
例として、「メイリオ」を「メイリオ ボールド」に置換することでPDF の埋め込みで太字が表現可能になりました。

結合文字

文字情報基盤の結合文字(濁点・半濁点付き変体仮名)、JIS2004の結合文字(アイヌ語表記用片仮名や声調記号など)に対応しました。
※本機能を使用するには Java 11 以上が必要です。

レイヤの設定変更機能

選択したタイミングでレイヤの表示/非表示の切り替えや位置の変更が可能になりました。
レイヤの位置を明細/拡張明細リストの高さに合わせて自動で調整することも可能です。

特長

帳票処理の定義方法はGUIで簡単操作

出力結果を直接編集するかのように、データ項目を帳票にドラッグ&ドロップするだけで、簡単に帳票の定義ができます。

レイアウトと処理の独立性

レイアウトの定義と、データのマッピング定義はそれぞれ独立しています。
同じレイアウトで異なるデータを出力する場合も、ビジュアルに表示されたデータをマッピングするだけでレイアウトの再利用ができます。

プログラミングの知識は必要なし

帳票処理に必要な多くの集計機能や文字列置換機能を用意しています。
帳票で利用されるケースの多い加算や乗算に加え、集計単位の指定が必要な合計や累計も、GUIで集計の種類と集計対象項目、集計単位を設定するだけで集計できます。
ページ番号や総ページ数、出力日時なども簡単に出力できます。

帳票の開発、メンテナンスコストを削減

帳票の開発に高価な開発環境(IDE)やプログラミングスキルが必要ないため、開発・メンテナンスのコストを低減します。
業務ロジックと帳票処理の独立性が高まり、開発や仕様変更時の修正範囲やテスト範囲を軽減することができます。

設計・開発

フォームエディタ

フォームエディタ
フォームエディタ(クリックして拡大)
  • 操作性に優れたGUIツールで効率よく帳票を設計できます。
  • 複数の階層(レイヤ)に分けて設計ができます。罫線と出力項目を異なるレイヤに置くことで、スムーズに設計作業が行えます。
  • 既存の帳票をスキャナでイメージとして取り込んだり、Excelで作られた様式を画像として貼り付けることができます。
  • フォームエディタについての詳細はこちら

マッピングツール

マッピングツール
マッピングツール (クリックして拡大)
  • 帳票項目、データ項目、処理定義、帳票プレビューを同時に操作でき、帳票の定義はもちろん、修正や変更も簡単に行えます。
  • 定義した内容で、プレビューのほか、印刷、PDF、TIFF出力ができます。
  • 同じレイアウトで異なる帳票処理を開発する場合には、設定ファイルを帳票毎に設計するだけで実現できます。

運用

帳票クリエータ

フォームエディタ、マッピングツールで定義された情報を元に、定期的な帳票出力や対話型の帳票処理を構築できます。
実際に帳票を作成する帳票クリエータは環境に合わせて利用可能な複数のコンポーネントを用意しています。

Javaクラスライブラリ

Javaクラスライブラリは、Javaのプログラミング言語から帳票クリエータを利用するためのコンポーネントです。

rdcコマンド

rdcコマンドは、コンソールやバッチファイル/シェルスクリプトで帳票クリエータを利用するためのシンプルなアプリケーションです。
このアプリケーションを利用することにより、ノンプログラミングでドキュメント生成やプリンタ出力を行うことができます。

WEB API

WEB APIは、webサービスで帳票クリエータを利用するためのシンプルなAPIを提供するモジュールです。
このモジュールを利用することにより、サーバ上にある帳票クリエータに対しクライアントのプログラムからドキュメント生成やプリンタ出力を行うことができます。

ビュアー&ビューコントロール

ビュアー

  • 帳票に特化した軽快なプレビュー機能を提供します。

ビューコントロール

動作環境

  • 仮想化環境を含む、特定の環境についての動作保証およびサポートをしておりません。実マシン・仮想化環境に関係なく、帳票クリエータをご利用中に何らかの問題が発生した場合、それが弊社環境でも再現されるものであれば、調査・対応をさせていただきます。

フォームエディタ

OS
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022

マッピングツール

OS
  • Windows 10
  • Windows 11
フレームワーク
  • .NET Framework 4.6.2
  • .NET Framework 4.7
  • .NET Framework 4.7.1
  • .NET Framework 4.7.2
  • .NET Framework 4.8
  • .NET Framework 4.8.1
Java
  • Java 8
  • Java 11
  • Java 17
  • Java 21

DocCreatorライブラリ/rdcコマンド

Java
  • Java 8
  • Java 11
  • Java 17
  • Java 21

WEB API

Java
  • Java 8
  • Java 11
  • Java 17
  • Java 21

描画ライブラリJNIモジュールDLL

OS
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022

マニュアル

製品発売までお待ちください。

ライセンス体系

ライセンスは本製品固有のライセンスです。
ダウングレード、または別製品のライセンスとしてお使いいただくことはできません。

開発者ライセンス

帳票クリエータを利用するシステム構築を行なう開発者用のライセンスです。
開発者お一人につき1ライセンス必要です。

ユーザサポートページで製品登録することで、登録者に本製品を使用する権利が発生します。
またテスト目的に限り、テスト用サーバで帳票クリエータを利用することができます。実運用時には別途ライセンスが必要です。

製品登録後、ユーザサポートページ「ダウンロード」からインストーラをダウンロードしてください。

初年度分のテクニカルサポートが含まれております。
弊社から本ライセンスを出荷する際、自動的にサポートが開始されます(購入時に開始日を指定することも可能です)。

サーバライセンス

Webサーバや帳票生成用サーバで、帳票クリエータを運用するためのライセンスです。
CPU/コアの数を問わず、利用するサーバOS毎にライセンスが必要です。ただし、帳票クリエータを負荷分散構成や冗長構成で運用する場合に限り、構成内の他サーバで利用するライセンスは無償となります。

ユーザサポートページで製品登録することで、開発者ライセンスを使用して開発したアプリケーションの実行を実運用時に許可します。

インストーラはございません。開発環境から、運用に必要なモジュールをコピーしてご利用ください。

初年度分の運用サポートが含まれております。
弊社から本ライセンスを出荷する際、自動的にサポートが開始されます(購入時に開始日を指定することも可能です)。

インストーラがないため、アップデートモジュールもございません。
開発者ライセンスでアップデートモジュールを入手し、アップデートされた開発環境からモジュールをコピーして運用環境をアップデートしてください。

ランタイムライセンス

スタンドアロンのPCで、帳票クリエータを運用するためのライセンスです。
CPU/コアの数を問わず、利用するOS毎にライセンスが必要です。

ユーザサポートページで製品登録することで、開発者ライセンスを使用して開発したアプリケーションの実行を実運用時に許可します。

インストーラはございません。開発環境から、運用に必要なモジュールをコピーしてご利用ください。

初年度分の運用サポートが含まれております。
弊社から本ライセンスを出荷する際、自動的にサポートが開始されます(購入時に開始日を指定することも可能です)。

インストーラがないため、アップデートモジュールもございません。
開発者ライセンスでアップデートモジュールを入手し、アップデートされた開発環境からモジュールをコピーして運用環境をアップデートしてください。

テクニカルサポート・運用サポート

製品に関するサポートサービスです。

「テクニカルサポート」を購入することで、開発者ライセンス付属のテクニカルサポートの期間が1年延長されます。
「運用サポート」を購入することで、サーバライセンス・ランタイムライセンス付属の運用サポートの期間が1年延長されます。

サービスの内容はこちらをご参照ください。

体験版

体験版は2025年2月14日に公開予定です。

製品の購入

製品の購入についてはこちらをご参照ください。