米をかす

こんにちは、ホームページ・製品マニュアル担当のHです。
あっという間に12月。2012年ももう終わりですね。
年が変わるとホームページやマニュアルの"年"の記述を変えますが、毎年どこかに漏れがあり、気づくのが6月半ばだったりします。2013年はそのような事がないよう気を引き締めていきたいと思います!

今回は製品に関係ない話で、「方言」について。

私は両親とも出身が東海地方で、産まれたときから東海地方に住んでいます。
友人もだいたいが東海地方出身・在住なのですが、何人かは他県から引っ越してきた人もいます。

このあいだ友人たちと鍋をやることになり、何人かで買い出しに行きました。
その際、待機組から『米は何合?』と聞かれたので「飲む人も多いし、3合だけかしといて」と答えたのですが、相手は『???家から米取ってきたほうがいい?』と…

そうです、友人は関西出身で「3合だけ【かし】といて」を「3合だけ【貸し】といて」と解釈したのでした。
何だかかみ合ってない部分もありますが、米を"かす"という表現を使わない友人にとっては、貸すとするのが正しかったんでしょうね。
ちなみに、調べたところ「米をかす」は「米を浸す」と書くそうです。知らなかった…

社内の人間もほぼ東海地方出身なので「米をかす」は通じます。
しかし、"かす"の解釈も人によって異なります。
私の中では「米をかす」というのは『米を研いで水に浸し、炊飯器にセットしておく』ところまでですが、向かいの席のKさん(愛知県出身)や後ろの席のAさん(岐阜県出身)は『米を研いで水に浸し、炊飯器にセットして炊飯ボタンを押す』ところまでを指すそうです。

調べてみると、自分が当たり前に使っていた言葉がけっこう方言だったりします。
マニュアルなどは標準語だと思いますが、このブログではうっかり出ているかもしれません。