Ver.7からの移行 その4
みなさま、こんにちは。しむぅです。
Ver.7との描画の違いについても4回目となります。
シーオーリポーツでのバーコードの描画方法は、4種類あるというのは、前回バーコードの描画とバーコードの描画(その2)で、紹介しました。
今回、その中でもVer.7との大きな違いである、「枠サイズ内で最大」についてのお話となります。
バーコード
Ver.7では、どのバーコードの描画方法を選択しても、なるべく読み取り精度を落とさないよう処理をしていました。
そのため、「枠サイズ内で最大」で描画するというのは、指定された枠サイズでバーコードを描画するのではなく、バー幅やスペースの間隔の比率を保ちつつ指定された枠サイズにおさまる最大のバーコードを描画することになります。
そのため、指定された枠サイズよりも小さく描画されることになります。
わかりやすく、フォームエディタ上で指定された枠サイズを赤枠で表示しています。
指定したサイズで描画したいという要望が多かったため、現在は指定された枠サイズでバーコードを描画するように変更されています。
ですが、この描画方法では、読み取り精度が落ちる場合があります。
詳しくは、バーコードの描画(その2)をご覧ください。
最終的にバーコードを読み取るのは人間ではありません。バーコードリーダーです。帳票としての見た目がよくてもバーコードリーダーで読み取ることができなければ意味がありません。
バーコードによっては、高い精度を求められる場合もあります。バーコードリーダーが読み取りやすいバーコードを作成していただきたいと思います。