QRコードのデザイン

みなさま、こんにちは。しむぅです。

今回は、シーオーリポーツの機能の一つであるQRコードについてお話しますがちょっと脱線します。

QR1

シーオーリポーツでは、QRコードを出力することは出来ますが、最近雑誌などを見ているとQRコードに画像を重ね合わせたものを多く見かけます。

簡単なものであれば、シーオーリポーツでも作ることが出来ますので参考にしていただければと思います。

QRコードを作成する

QRコードを生成するときにエラーレベル(誤り訂正レベル)というものを「Q」か「H」に設定してください。エラーレベル(誤り訂正レベル)というのは、QRコードが汚れていたりしてもあらかじめ記録された誤り訂正コードによりデータを 復元することができる機能です。

QRコードのプロパティ画面

QRコードのプロパティ画面

全部で4段階あります。

「H」の場合には、約30%破損していたとしても読み取りが出来るということになります。

このエラーレベル(誤り訂正レベル)を利用して、画像を重ねてしまおうということになります。

ただし、画像を貼り付けてさらに破損してしまった場合に、読み取れなくなってしまう可能性もありますので30%まるまる使う事は避けたほうが良いです。

 

画像を重ねる

作成したQRコードに画像を貼り付ければよいのですが、注意点があります。

QR2

QRコードには、切り出しシンボルというのがあります。
QRコードを見たとき真っ先に目に付く右下を除く3箇所に存在するものです。
この部分を消してしまうと読み取りが困難になります。

ちなみに、右のQRコードは読み取れません。

実機で検証する

通常のQRコードを作成した場合もそうですが、必ず実機で検証してください。

今回のやり方はQRコードが持つ、正常に読み出せなかった際の自動訂正機能に依存していますので、あまり多様しないほうが良いかもしれません。

※QRコードはデンソーウエーブの登録商標です。