やってみようPHP(3)
システム開発担当の読です。
夏も終わりですね、当たりつきアイスを当たりが出るまで食べ続けるってバカな事も
結局当たりが出ないまま夏が終わります。。。
コンビニ数件では当たりはでないんですね、せめて夏が終わる前に当たりの棒が見たかったです(_ _|||)
前回と前々回でPHPを使用できる環境を構築しました。
今回は、実際にPHPを使ってみましょう。
PHP基本構造
1 2 3 4 5 6 7 | <html> <head> </head> <body> <p>PHPで出力されています: <?php echo "Hello PHP!" ; ?> :</p> </body> </html> |
上の様に『<?php ?>』と囲んだ内部がPHPの本体となります。(また『<? ?>』と略すことも)
このようにPHPはHTMLの内部に直接書き込むことが可能です、これによりPHPはとても直感的な
使用が可能であり、簡単にWebアプリケーションを作成する事が出来ます。
しかし、HTMLに直接書くことにより、見難いソースになり修正が困難になる場合があるので、
闇雲に使用せず、しっかり整理して書くことを心がけましょう。
PHPのお約束
・PHPを使用したファイルは『ファイル名.php』としてください。
『html』にすると、PHP本体がただの文字列として出力されてしまいます。
・作成する時には、文字コードを『UTF-8』に設定しておくことをオススメします。
MySQLなどを使用した際に、変更が少ないので何かと便利です。
・上記のように文字コードを『UTF-8』にした際は、metaタグで文字コードを指定しておきましょう。
(これを書かないと、文字化けを起こす場合があります。)
echo ; : 引数を文字列として出力します。
※echoは関数ではなく、PHPの言語構造の一部なので()はつける必要がありません。
引数を複数指定しようとする時に()をつけるとエラーになるので注意してください。
変数
他の言語と同じ様にPHPにも変数があります、とりあえず以下を見てください
1 2 3 4 | $a = 1; $b = "sasadango" ; $c = 3.14; $d = false; |
他の言語をやった事がある方は分かると思いますが、PHPは型を指定する必要はありません、
なんでもかんでも代入できます。
では変数を使って、ソースを書いてみましょう。
1 2 3 4 5 6 | <?php $a = 5; $b = 8; echo "a+b=" .( $a + $b ). "です。" ; ?> 結果:a+b=13です。; |
PHPの変数は先頭を『$』で始めたモノです、上記のソースは変数aと変数bの和を求め表示しています。
配列
配列を作るには、array関数で作る事が出来ます。とりあえず見てみましょう。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 | <1> $data = array ( "愛知県" , "読" , "23歳" ); <2> $data [0] = "愛知県" ; $data [1] = "読" ; $data [2] = "23歳" ; <3> $data = array ( "都道府県" => "愛知県" , "名前" => "読" , "年齢" => "23歳" ); <4> $data [ "都道府県" ] = "愛知県" ; $data [ "名前" ] = "読" ; $data [ "年齢" ] = "23歳" ; <5> $data [] = "愛知県" ; $data [] = "読" ; $data [] = "23歳" ; |
上記すべてで、配列制作可能です。
<1>と<2>。<3>と<4>は同じ意味です、配列を作成するという意味では、全て同じなのですが、
<3>と<4>はインデックスに数字か指定した文字列で指定が可能になります。
<5>のようにインデックスを指定しないで代入した場合、自動に0~代入してくれます。(配列の最後尾に代入)
制御構造
と言っても、他の言語となんら変わりありません。。。条件分岐に繰り返し、この子達は何処にでもいますね。
・if文(条件分岐)
1 2 3 4 5 6 7 | if ( $a == 1){ echo "aは1です" ; } else if ( $a == 2){ echo "aは2です" ; } else { echo "aは1・2以外です" ; } |
条件分岐の基本、
・while文(繰り返し)
$i=0;
while($i <= 5){
echo $i."回目";
$i++;
}
[/sourcecode]
繰り返しの基本
・for文(繰り返し)
[sourcecode language='php']
for($i=0; $i <= 5 ;$i++){
echo $i."回目";
}
[/sourcecode]
初期値の設定、カウントアップなどを構文内に書くことが出来ます。
・foreach文(繰り返し)
[sourcecode language='php']
$a = array("1","2","3");
foreach($a as $b){
echo "配列の中身:".$b;
}
[/sourcecode]
配列を展開しながら、配列が終わるまで繰り返します。
終わりに
今回は主に基本的なことを書きました、制御構造は他の言語と変わらないので割合させていただきましたが。。。
次回は、何かWebアプリケーションを作成できればと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。