QRのバージョン

こんにちは。しむぅです。

今回は、QRコードのバージョンについて書きたいと思います。

QRコードでのバージョンとは、QRコードの大きさとなります。
大きさといっても、単純に拡大するのではなく実際はセルの数が変わります。

セルとは、QRコードを構成している四角い黒や白の点のことです。

このバージョンを大きくすることでセルの数が大きくなり、たくさんの情報量を格納する事ができることになります。
逆に、少ない情報量であれば、バージョンを小さくすれば無駄がないということになります。

下のQRコードはバージョンは異なりますが、格納されているデータはどちらも同じ「http://www.hos.co.jp/」です。

左側はバージョン5、右側はバージョン20で作成しました。

さて、シーオーリポーツではどのように設定するのかといいますと、フォームエディタの「オブジェクトのプロパティ」で行ないます。

デフォルトでは、「自動」になっています。

この「自動」というのは、シーオーリポーツの仕様でして、セットするデータをみて格納できるバージョンに自動に変更してくれます。

どのバージョンでどれだけのデータが格納できるのかを調べるのはちょっと面倒なので通常は「自動」でかまわないと思います。
ただし、QRコードに格納する情報量が毎回異なる帳票だった場合、「情報量によってバージョンが変わる」→「QRコードのサイズが変わる」ということになりレイアウトに影響が出る場合があります。
そんな場合は、「自動」ではなくバージョンを固定にしていただいたほうがよいかと思います。