Hyper-V ホスト構築時にかかる罠 〜 問題発生編

ソリューショングループのHiroです、こんにちは。

今年も4月に入り、新年度が始まりました。
愛知県では緊急事態宣言が3月から解除され、少し安心したのも束の間、また新型コロナウィルス感染者が増え出しています。
大阪や兵庫、宮城などでは新たに「まん延防止等重点措置」が実施されるとのことで、愛知もこのまま感染者が増加すれば、同様に実施される可能性もあります。

やはり、感染対策をしっかりと取ったうえで生活していきたいところです。

先日、社内で利用している Hyper-V ホストがハードウェアトラブルにより、使用できなくなりました。
いくつかの Hyper-V ゲストを稼働させていたこともあり、急いで新しいハードウェアを準備し、新しい Hyper-V ホストとして構築しました。

ActiveDirectory 参加や固定IPアドレスの設定、Hyper-V ホスト機能のインストール等、新しい Hyper-V ホストとして運用するために必要な OS の設定を一通り完了させて、旧 Hyper-V ホストで稼働させていた仮想マシンも新 Hyper-V ホストで稼働開始しました。
問題がないかを一通り確認していましたが、なぜか新 Hyper-V ホスト上で動作させているゲストマシンから、社内の別マシンのいくつかにアクセスできません。
それも全てのマシンではなく、何台かのマシンにアクセスできない模様。

ということで、原因を特定するために色々と調べてみると・・・

・Guest から社外へのアクセスはできる
・Guest から社内の何台かのマシンにアクセスができない
(Guest からアクセスできるマシンとできないマシンがある)
・Host からも同じマシンにアクセスができない
(アクセスできるマシン、できないマシンはほぼ一緒の模様)
・Guest と Host 間のアクセスはできる
・アクセスできないマシンから Guest/Host へのアクセスもできない
・マシン名だけではなく、IPアドレスの直接指定でもアクセスできない
※ 移行したゲストマシンを「Guest」、「Guest」が稼働しているホストマシンを「Host」としています

というような感じ。

いくつかの問題点をピックアップしましたが・・・

・IPアドレス等の設定ミス
・Host の仮想スイッチの設定ミス
・Host のネットワークカードのドライバレベルの設定の問題

等々、いつくかの問題が考えられます。

色々と調べてみると、予想もつかない罠が見つかりました。
その罠とは!!!

ということで、次回の解決編をお楽しみに。。。